しらみ


しらみは人の髪の毛や服に寄生し、その血を吸って生活する寄生虫です。しらみに寄生されると、一般的には強いかゆみが起こります。しらみは体毛に寄生しますが、頭に寄生した場合には特にアタマジラミとも言います。なぜかこのアタマジラミは小さな女の子に寄生しやすいという特徴があるので、子供の親御さんは注意が必要です。

しらみのデータ

しらみが寄生する原因は主に、髪と髪とのダイレクトな接触です。しらみは例えば、帽子やブラシなどを仲立ちとしてうつる傾向があります。しらみは卵の状態から1週間ほどで孵化(ふか)し、1ヶ月に200匹ペースで増殖していきます。しらみはまた、高温多湿の環境を好みます。そういう意味から言っても、しらみにとって頭皮は最高の生活環境なのです。

しらみがうつる経路

頭皮が汚いとしらみになるという風説が根強く残っていますが、これは事実とは少々異なる表現です。確かにしらみは不衛生な環境を好みますが、頭皮を不衛生にしているからと言って、すぐにしらみにうつるわけではありません。先ほど紹介した通りしらみは帽子などを伝ってうつるのです。その他にも以下のような方法で、しらみがうつる可能性があります。

しらみがうつる経路1 【プール】

しらみは夏のプールでうつる場合があります。プールでしらみがうつるといっても、プールの水でうつるわけではありません。プールのロッカーなど、共用施設を通じてうつるのです。

しらみがうつる経路2 【海外旅行】

現代の日本にはしらみがあまりいませんが、海外では普通に生息しています。アメリカやイギリスのような先進国も、決して例外ではありません。ですからこれらの国に行った場合には、しらみがうつるリスクがあるということを頭の片隅に入れておいてください。

しらみを予防・防止する方法

しらみは男性・女性問わず誰でもうつる可能性があります。しらみを予防・防止するにはしらみの人が使った帽子などをかぶらないことがあげられますが、それ以外にも以下のような方法があります。

しらみを予防・防止する方法1 【シャンプー】

先ほど紹介した通り、頭皮がよごれているからと言ってすぐにしらみになるわけではありません。しかし、しらみがそのような頭皮環境を好むことは事実です。ですから毎日シャンプーをして、頭皮環境をなるべく清潔に保つに越したことはありません。

しらみを予防・防止する方法2 【坊主頭】

男性限定のしらみの予防・防止法として、いっその事丸坊主にしてしまうという方法もあります。しらみ(アタマジラミ)は頭皮以外では生きていけため、坊主頭には寄生できないのです。

しらみを予防・防止する方法3 【洗濯】

しらみを予防・防止するには、寝具などの日常品を常に清潔にすることも大事です。特に枕カバーやタオルのような日常品にはしらみが付きやすいので、熱湯につけて洗濯する位の心構えが必要です。

しらみを予防・防止する方法4 【スミスリンシャンプー】

実際に頭皮にしらみが付くと、普通のシャンプーを使ってもしらみをやっつけることはできません。しかしスミスリンシャンプーなら、しらみとその卵を両方倒すことができます。スミスリンシャンプーは、医薬品のため少々値が張りますが、それに見合った効果を示してくれます。

しらみを予防・防止する対策5 【ショートカット】

しらみは高温・多湿の環境を好むので、ヘアスタイルをロングにするとしらみの発生の可能性がアップします。ですからしらみを予防・防止する観点から言うと、なるべくならロングよりショートにした方が良いと言えます。またロングだと、それだけで髪の毛全体にかかるダメージが増え、枝毛や抜け毛の原因にもなります。ヘアケアの観点からも、髪型は出来ればショートの方が好ましいのです。

しらみが出たら、すぐに皮膚科で相談しましょう!

しらみは髪の毛から髪の毛へと移り住むので、普段から帽子などのカブリモノをあまり人と共有しない方が無難です。またしらみに血を吸われると強いかゆみを感じますが、場合によってはこのような自覚症状がない場合もあります。自覚症状がない場合には、しらみが気付かないうちに繁殖し、結果的に家庭や学校などで集団発生を引き起こすこともあります。またせっかく1度しらみをやっつけても、しらみの卵が1コでも残っていれば、しらみはそこから再び繁殖をはじめます。ですから、しらみは再発する可能性が非常に高いと言えるのです。加えてしらみは、症状が進むと頭皮の表面に影響を及ぼしたり、全身性の皮膚炎を起こすこともあります。しらみと思われる症状が出たら、早急に皮膚科へ行き医師の診断を受けましょう。

【しらみとフケ】

しらみの卵はフケに良く似ているため、見分けが付きづらいという特徴があります。しかししらみの卵とフケは、見た目以外ではかなりの違いがあります。まずしらみの卵は、0.2ミリ程度の大きさで、ふけと比べると細長いという特徴があります。またしらみの卵はふけのように指ですぐに取れることはなく、爪で引っかいても中々取れないという特徴があります。「ずいぶんしつこいフケだなぁ」と感じる白いモノが頭皮にあったら、しらみの可能性があるので医師に診てもらった方が無難です。