壮年性脱毛症


壮年性脱毛症は、青年期から壮年期の男性に見られる、男性型脱毛症のひとつ。年齢と共に壮年性脱毛症にかかる確率は上がり、若い段階で発症すると、若はげと呼ばれることもあります。壮年性脱毛症になると、主に頭部の前方やてっぺんが抜け毛になったり薄毛になったりし、最終的には髪の毛がなくなってしまいます。

壮年性脱毛症の原因

壮年性脱毛症の原因は、詳しくは解明されていません。しかし現段階では、壮年性脱毛症の原因は、大きくふたつに分けられると考えられています。いずれの原因も、自分の力ではどうにもならないものといって良いでしょう。

壮年性脱毛症の原因1 【遺伝】

壮年性脱毛症の原因に、遺伝があげられます。多くの男性型脱毛症は、遺伝の影響が大きいと考えられていますが、壮年性脱毛症もそのひとつなのです。つまり壮年性脱毛症になりやすい体質の人と、そうでない人がいるということです。

壮年性脱毛症の原因2 【男性ホルモン】

壮年性脱毛症の原因には、男性ホルモンも大きく関係していると考えられています。男性ホルモンは、髪の毛やひげなどの成長に大きく関わるホルモンです。男性ホルモンが多いと、ひげや胸毛・すね毛などが濃くなりますが、逆に髪の毛が薄くなるのです。この男性ホルモンの分泌量も、たいていの場合は遺伝するので、本人の努力とは関係ない所で症状が進みます。しかし現在では、男性ホルモンの分泌量を調節する薬も開発されています。

壮年性脱毛症の治療方法と対策

壮年性脱毛症を完全に治療することはできません。また、パーフェクトな壮年性脱毛症の対策もありません。しかし現段階では、壮年性脱毛症の治療方法や対策には、以下のようなものがあります。

壮年性脱毛症の治療方法と対策1 【育毛剤】

壮年性脱毛症の治療方法と対策として、育毛剤の使用があげられます。育毛剤には、頭皮の栄養バランスを正常な状態まで戻し、頭皮の脂分を取り除くといった効果があります。壮年性脱毛症のための育毛剤は、現在たくさん市販されていますが、使用する際には医師の診断を受け、なるべく自分に合った育毛剤を選ぶようにしましょう。また、育毛剤を使っても、すぐには壮年性脱毛症を食い止めるような効果が出にくいこともあります。効果が現れないからといってすぐにあきらめるのではなく、数ヶ月単位の長い目で効果が現れるのを待ちましょう。

壮年性脱毛症の治療方法と対策2 【くすり】

壮年性脱毛症の対策には、薬を服用することも効果的です。壮年性脱毛症対策としては、フィナステライドのような薬が特に有名です。この薬は男性ホルモンに影響を及ぼすので、壮年性脱毛症の原因がここにある場合には、効果を発揮しやすいという特徴があります。ただしどんな薬でも、壮年性脱毛症を抑える代わりに、二次的な症状をもたらすことがあるので、使用の際には必ず医師の診断を受けましょう。

壮年性脱毛症の治療方法と対策3 【植毛やかつら】

壮年性脱毛症対策の最後の手段として、植毛やかつらの装着があります。植毛やかつらは保険などが利かないため、実行する場合には自分の財布から多めに出費することになりますが、とりあえずは髪の毛があるというビジュアルを保つことはできます。

壮年性脱毛症を防ぎましょう!

壮年性脱毛症を防ぎましょう!とは言ったものの、壮年性脱毛症は先天的な要因で起きるケースがほとんどなので、完全には防ぎようがないのが現実ではあります。しかし、自分の家系を見回してみて、壮年性脱毛症の親戚が多い場合には、前もって早めに医師に診断してもらうなどの対策を講じることはできます。このような早目の対応が、本来進行するはずだった壮年性脱毛症のスピードを、遅くすることもできます。精神的な動揺を少しでも減らすためにも、早めに壮年性脱毛症に対する対策を考えておくのに、越したことはありません。

【「はげ」た男性の魅力】

男性にとって、自分がはげるかどうかは、かなり切実な問題ですよね。皆さんなら実際に髪の毛が完全にはげてしまったら、どうしますか?カツラをかぶるのも、ひとつの方法ではあります。しかしあえてそのままの状態にし、スキンヘッドが似合うような男性になるのもひとつの方法です。これはたいへん難しいことですが、ショーン・コネリーのような俳優は、若い頃よりもはげた後のほうが、男としての渋みが増したとよく言われます。男性なら誰でも、人生経験がビジュアルに出るような、深みを身につけたいものですよね。