円形脱毛症


数ある男性型脱毛症の中でも、円形脱毛症は他とは少し分けて考えられる脱毛症です。円形脱毛症の自覚症状はほとんど感じず、ある日突然円形脱毛症になります。円形脱毛症にかかると、コインの大きさくらいのはげが突然できますが、たいていの場合は自然回復します。再発することも珍しくないため、注意が必要です。

円形脱毛症の原因

男性型脱毛症の多くは、遺伝や体質的な要因がネックとなって起こります。しかし、円形脱毛症の原因に、そのような要因は薄いと考えられています。円形脱毛症の原因や詳しいメカニズムについては、謎の部分が多いのが実情です。しかし、円形脱毛症患者の症例の多くを詳しく分析するとアレルギーやストレスなどの原因があるのではないかと考えられています。

円形脱毛症の原因1 【アレルギー】

円形脱毛症の原因として、アレルギーが考えられています。仮説としては、毛根にリンパが多く集まりすぎることから、髪の毛に過度の負担がかかり、アレルギーを起こして髪の毛が抜けるのではないかと考えられています。

円形脱毛症の原因2 【ストレス】

円形脱毛症の原因の1つに、ストレスも考えられています。度を越してストレスを抱えることで頭皮が縮んでしまい、抜け毛や薄毛になるのではないかと考えられているのです。しかし、円形脱毛症とストレスを結びつけるのは安易であるという主張もあり、はっきりしたことはわかっていません。

円形脱毛症の治療方法と対策

円形脱毛症の原因には、以上のようなものが考えられているので、その治療方法や対策も他の男性型脱毛症に比べて、割合にハッキリとわかっています。基本的な円形脱毛症の治療法は、自然に回復するのを待つだけですが、最近では薬を使ったホルモンの抑制も研究されています。

円形脱毛症の治療方法と対策1 【ストレス解消】

円形脱毛症の治療法・対策として、長期的視野に立ったストレスの解消が考えられます。ストレスによって円形脱毛症が引き起こされている場合には、まず日々の生活の中からストレスを減らす努力をしなければなりません。これは意外に時間がかかる治療法なのですが、結果的には円形脱毛症の自然治癒が見込めます。円形脱毛症を治すには、趣味を持ったり、あまりクヨクヨ考えることをやめるといった努力が必要なのです。

円形脱毛症の治療方法と対策2 【薬】

円形脱毛症の治療法・対策として、精神安定剤を使ったり、アレルギーを解消するための薬を使うことも有効です。薬によって体内の免疫機能を正常な状態に戻せば、自然と円形脱毛症は治るのです。

多発性円形脱毛症

円形脱毛症の症状は通常、頭部の一箇所にしか見られません。しかし症状が進行し、円形脱毛症の抜け毛面積が大きくなることもあります。このような状態を、多発性円形脱毛症といいます。多発性円形脱毛症の原因やメカニズムも、詳しくはわかっていません。ですから、円形脱毛症になったらなるべく早く皮膚科に行き、専門家のアドバイスを仰ぎましょう。円形脱毛症を、それ以上進行させないことが大切なのです。

小児円形脱毛症

円形脱毛症は成人よりもむしろ、小児期に多い脱毛症として知られています。このように小児期にかかる脱毛症を、小児円形脱毛症といいます。小児円形脱毛症に男女差はありませんが、脱毛症状が頭部だけでなく全身に広がることもあるので、注意が必要です。小児円形脱毛症は、普通の円形脱毛症に比べて治りにくいことでも知られています。また小児円形脱毛症は、アトピーなどの皮膚科の分野との関わりが取りざたされますが、現在では両者に関係がないこともわかっています。

円形脱毛症を防ぎましょう!

円形脱毛症は他の男性型脱毛症に比べて、遺伝のような要因で起きることがないため、ある程度予防することができます。円形脱毛症はストレスによって引き起こされることが非常に多いため、まずはストレスを溜めないような生活習慣を心がけましょう。現代人にとって、このようなライフスタイルを継続することは容易ではありません。しかし、イライラが募ってきたら自分の好きなことに没頭して、イライラを解消するのが大切なのです。また円形脱毛症の多くは自然治癒が見込めますが、だからといって治療のために何もしないのではなく、皮膚科の医師に相談して適切な薬を使用するなど、積極的な治療を心がけましょう。

【円形脱毛症と子供】

円形脱毛症に苦しむ子供の数は、相当な数にのぼると考えられています。小児円形脱毛症は子供にとっては、思いのほか身近な脱毛症なのです。そのため、クラスなどに円形脱毛症の児童がいると、円形脱毛症がいじめのネタに使われることも少なくありません。どんな子供でも、小児円形脱毛症にかかる可能性はあります。クラスメートに小児円形脱毛症の友達がいたら、みんなでその子の傷をカバーするような優しさを身につけて欲しいものです。


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